帝人グループ概要
帝人グループの再生医療事業
帝人グループは「Pioneering solutions together for a healthy planet」を当社のパーパスとして、地球の健康を優先し、環境を守り、循環型社会を支えると同時に、より支えを必要とする患者、家族、地域社会の課題を解決する会社になることで、長期ビジョン「未来の社会を支える会社」になることを実現します。
その一環として帝人グループは、グループ会社である帝人リジェネット株式会社および株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)にて、再生医療等製品の開発および開発製造受託(CDMO)事業を展開しております。両社ともに、再生医療等製品に特化したプロセス開発や製造支援を提供し、革新的医療の創出を支援いたします。


- 帝人リジェネット株式会社
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帝人リジェネットは、2023年8月1日付で帝人から新設分割により新設した100%子会社で、再生医療CDMO事業に関する権利義務を承継しております。本新設分割により、再生医療CDMO事業戦略を機動的かつ柔軟に遂行してまいります。また、J-TECと帝人との再生医療受託事業に係るライセンス契約(2023年4月締結)を通じて、J-TECのノウハウを取り込んだ再生医療CDMOサービスを提供いたします。

- 株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング
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ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)は、「再生医療をあたりまえの医療に」をビジョンに掲げる再生医療メーカーであり、2021年3月から帝人グループの一員です。日本の再生医療のトップランナーとして、これまでに以下の再生医療等製品の製造販売承認を取得しております。
- 2007年10月:自家培養表皮「ジェイス®」(本邦初の再生医療等製品)
- 2012年7月:自家培養軟骨「ジャック®」
- 2020年3月:自家培養角膜上皮「ネピック®」
- 2021年6月:自家培養口腔粘膜上皮「オキュラル®」
- 2023年3月:メラノサイト含有自家培養表皮「ジャスミン®」
国内で承認されている再生医療等製品21品目の内、5品目がJ-TEC製品です。(2025年11月時点)
TEIJIN CDMOの強み
遺伝子・再生医療を支えるグローバル基盤とパートナー連携 ※2025年11月時点
- 台湾 TFBS Bioscience, Inc. および メディリッジ株式会社 との戦略的提携を通じて、当社はウイルスベクター供給体制および各種関連試験サービスを確立しています。
これにより、ex vivo 遺伝子治療における開発スピードの向上を支援します。 - アメリカ National RESILIENCE、シンガポール Hilleman Laboratories、オーストラリア Cell Therapies の世界有数の再生医療CDMOとの戦略的提携により、当社は国際規制・品質要件に対応したグローバル製造基盤を確立しています。
これにより、日本国内にとどまらず、海外展開を見据えた再生医療等製品の実用化と供給を可能にしています。

帝人リジェネット「柏の葉ファシリティ」
- プロセス開発から治験薬製造までの受託支援が中心です。
- 再生医療シーズ実用化の課題をワンストップで解決する「場」を産学連携で提供する「柏の葉再生医療プラットフォーム」の中核機能として、J-TECとともに国立がん研究センター、三井不動産と連携し、再生医療シーズ実用化の課題解決に貢献します。
- 国立がん研究センター東病院に隣接しており、R&Dのコンソーシアムを進めるうえで物理的かつ機能的なメリットも活かせます。
帝人リジェネット「岩国ファクトリー」
- 柏の葉とシームレスに連携し、治験薬製造のスケールアップから商用生産まで一貫した製造体制により、遺伝子導入および細胞培養( 大量培養)、組織培養など幅広いニーズに対応することが可能です。
- 帝人グループではこれまでユニークな医薬品・医療機器を自社開発し、高い品質レベルの生産技術を構築、国内外へ製品供給してきており、その実績に基づく商用製造サービスを提供します。
ワンストップで再生医療シーズ実用化課題を解決

パートナー連携により実現する、再生医療のワンストップ開発・商用化支援「再生医療エコシステム」
- 帝人リジェネットは2025年7月、東邦ホールディングス、伊藤忠商事と連携し、再生医療等製品の研究開発から上市までをワンストップで支援する「再生医療エコシステム」を構築しました。
これにより、バイオベンチャー企業が高品質なサービスを効率的に活用し、製品の早期上市を目指せる体制を実現しています。

株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング(蒲郡)
日本最多の自社5製品の再生医療等製品薬事承認実績 ※2025年11月時点
- 再生医療のトップランナーとして、開発力、生産能力、販売能力を培うとともに、複数製品の薬事申請承認を通じて日本の規制当局の方々とも密接に連携し信頼関係を構築しております。
- 日本における再生医療等製品21品目のうち、日本初および2番目の製品を含むJ-TEC5製品の薬事承認実績は日本最多です。
260件を超える受託実績 ※2025年3月末時点
日本のアカデミア、バイオベンチャーを中心に264件 (契約数) の受託経験があります。

多様な細胞・ベクターの取り扱い実績
(以下は代表例)
免疫細胞
- T細胞(CAR-T細胞など)
- 樹状細胞
- リンパ球
- 単球
幹細胞
- 間葉系間質細胞(骨髄、脂肪、滑膜由来)
- iPS細胞
(iPS細胞由来網膜色素上皮、iPS細胞由来腸管上皮細胞など)
体細胞
- 上皮細胞
- 色素細胞
- 軟骨細胞
ベクター
- レンチウイルス
- レトロウイルス
- プラスミド
